空き家をそのまま放置されていて、住むことがないのであれば、すぐ売却することをお勧めします。
空き家は持っているだけで維持費がかかりますし、法的に管理の義務が発生します。使わない空き家は持っている時間が長ければ長いほど費用がかさんでしまいます。
空き家を手にいれた理由として、相続したという方が多いかと思いますが、もし相続をしてすでに1年以上経ってしまっている場合は3年以内の売却を目指すことがベターです。
相続税を支払っている場合、被相続人(亡くなった方)が死亡した日から3年10ヶ月以内に不動産を売却すると「取得費加算の特例」が使え、売却時に発生する税金を安く抑えられる場合もあります。
空き家の売却方法
01 古家付き土地で売却
古家付き土地とは、建物+土地として売却する方法です。解体をしないので売却時の出費を抑えて販売できます。
土地や建材の上昇で、新築よりも古い家を購入し自分でリフォームをしたいと考える買主も増加しています。
ただし、建物の状態が悪い場合は、売却活動中に一部が損壊してしまったり、空き家に不審者が入ってしまうといったリスクも考えられますので、今以上に劣化しないように定期的な管理が必要です。
空き家の売却方法
02 更地にして売却
空き家を解体し、更地の土地を売却する方法です。更地にするための費用は、売主負担となりますが、買主にとっては、土地を取得してからすぐに家を建てられるなどのメリットがあるので、古家付き土地より買主が見つかりやすい とも言われています。また、解体後は建物の管理費も発生しないため、解体費+管理費のトータルで検討されてみてください。
デメリットとして、建物付き土地よりも固定資産税が高くなります。
空き家の売却方法
03 不動産会社の買取
空き家を早めに売却したいのであれば当社で買取という方法もあります。ただし、エリアや建物の現状などを調査してからの買取になるため、必ず買取できるということではございません。まずはご相談ください。